数学月間の会

大阪大学の数学月間連携イベントご案内

◆大阪大学では以下の講座が開催されます.
(1)高校生のための公開講座
「多面体の不思議」
日時:8月12日(火) 10:00-12:00

場所:大阪大学理学研究科 D棟3階 D307
講師:村井聡 准教授

*事前申し込み不要,参加費なし
URL: http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/koukai/index.html

(2)オープンキャンパス(大学説明会)
模擬講義:
「関数の傾きと形 -- 数学挑戦枠の入試問題から --」
日時:8月12日(火) 15:00-15:45
場所:大阪大学基礎工学部国際棟Σホール
講師:宮地秀樹 准教授

*無料,ただし事前申し込みが必要.詳しくは下記のURL:
http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/event/opencampus.html
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27枚のカード・トリック

マット・パーカー演じる27枚カードのトリックは次のように演技される:
 観客に任意のカード1枚(例えば,スペードA)を選ばせ,27以下の数字(例えば18)を選ばせる.演技者は,選んだカードが何んであるか知らない.選ばれたカードを含む27枚のカードは十分に混ぜられ,裏向きの束に積み上げられている.演技の最後には,27枚のカード束の上から18番目の位置に,選ばれたカードを移動しておく必要がある.つまり,スペードAの上に17枚のカードがあるようにしたい.
 この演技のプロセスに,3進法が利用されている.
3進法で17を表すと17=2x3^0+2x3^1+1x3^2で,221と表記される (ここでは,1の位から先に表記していて,慣れている表記と逆順なのに注意せよ).
演技者は,27枚のカードを,3つの山に,1枚づつ配り分けていく.選ばれたカードがどの山に入っているか聞いてから,出来上がった3つの山を,さりげなく重ね合わせる.
再度,同じ操作を繰り返し,結局全部で,操作が3セット繰り返されて,得られた3つの山を1つの束に重ね合わせると,不思議なことに求めるカードは,上から18番目に置かれている.
このトリックのミソは,3つの山を重ねる順番にある.重ねる機会は3回あるのだが,
各回,どの山を上(Top=0),中(Middle=1),下(Bottom=2) の何処に置いたら良いか?
さりげなく手際が良いので見分け難いが,マットの仕組み説明で良くわかる.18番目に置くには,17の3進法表記221を使い,求めたいカードの入っている山の位置を,1回目は底(Bottom),2回目は底(Bottom),3回目は中(Middle)になるように積み上げるのだ.もし,10番目の位置に置きたければ,
9=0x3^0+0x3^1+2x3^2 で,3進法表記では 001なので,1回目,2回目,3回目の積み上げでは,Top,Top,Middleの位置に置くようにすれば,求めるカードは10番目の位置になる.Martin Gardner; Mathematics, Magic and Mystery(ドーバー,1956)

 ⇒ http://sgk2005.sakura.ne.jp/

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米国MAM_27枚のカード・トリック

4月は米国MAMで,面白いmagicがいろいろ取り上げられました.以下で紹介するのは
27枚のカード・トリックです.ビデオをよく見て練習しましょう.
マット・パーカーはライブ・コメディ・ショーをやる数学コミュニケータです.
このトリックの原理は3進法を利用しているのですが,見ているとそんな背景は思いもよらず思わず楽しくなります.楽しいそうな人柄ですね.

<iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/l7lP9y7Bb5g" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
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遠近法の消失点とはどんな点か?

ディック?ターマスは、平坦なキャンバスではなく球面に描画する.回転球は左から右に回っている.約30秒後にカメラはズームインする.顔を近づけ,手で球以外のすべてを見えなくすると,あなたはこの空間に身を置くことになる.レストランの中にいるように感じるだろう.あなたの周りの背景が回転している.
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/perspective.html
絵までの距離に依存するさらに基本的な錯覚が示される.遠くから見ると,歪んだ長方形の箱に見えるこの絵は,片方の目を閉じて開いている目が図中の目印の正面で指定された距離だけ離れて見ると,完全な立方体に見える.
消失点と視点の数学は芸術家がリアルな絵を描くのに役立つ.それは射影幾何の理論に密接な関係がある.2点透視図法の作図のデモも見られる.

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SGK通信(2014-21)数学月間懇話会のお知らせ

数学月間懇話会(第10回)
日時●7月22日,14:00-17:10
1.人口の集合関数としての「民力指数」

 松原望(東京大学名誉教授,聖学院大学)
 14:10-15:10
2.スパゲッテイを巡る旅,
 中西達夫(株・モーション)
 15:20-16:20
3.数学月間の狙と効用,今年の米国MAM
 片瀬豊,谷克彦(日本数学協会)
 16:30-17:10

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会場●東京大学(駒場)数理科学研究科棟,002号室
最寄り駅●京王井の頭線「駒場東大前」
参加費●無料
問合せ先●日本数学協会,数学月間の会(SGK)
sgktani@gmail.com,谷克彦(SGK世話人)
 直接会場においでください.ご参加お待ちしています.
17:30より構内で各自払いの懇親会も予定しています
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ミステリーサークルの美しい幾何学

ミステリーサークルは,地球外起源の神秘的な造形物であるという考えは,現代数学のカリキュラムに幾何学が不足していることの証拠かもしれない.直定規とコンパスを用い少し練習すれば,これらの造形を,人間の数学的芸術家が作れることは十分理解できる.数学者と同様,これらの芸術家は,彼らの理論をみんなで共有することを楽しんでいる.
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/cropcircles.html
第1のビデオ: 豊かな幾何学的な作品のスライドショーが見られます.
第2のビデオ: コンパスと直線定規を用いた作図.7時間40分もかかりますが,うまく描くものですね.大変参考になりました.
第3のビデオ: なるほどこうやって野外で作業するのか.ご苦労なことです.8人ぐらいいますね楽しそうだ.
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完全なシャッフル

完全なシャッフルは難しい技だ.積み上げたカードを正確に半分でカットし,2つの半分が完全に織り込まれるようにする.積み上げたカードを再配列する方法として完全シャッフルは多くの興味深い数学的性質がある.しかし,魔法のトリックが使えるようになるのはとても難しい.
(感想)
積み上げたカードの鏡映対称の位置に目的のカードを置いているのがミソ.原理はそうだが,自然に正確に半分カットし交互に織り込むシャッフル演技ができれば,カードマジシャンになれる.
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=XnRObZJl8UQ#t=0
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Bob Hummerの10枚カードのトリック

Bob Hummerの10枚カードのトリック
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/tencard.html
裏向きに束ねた10枚のカードを使う.トップ2枚を裏返しして,任意の位置でカットし挿入する.いくつかの規則に従い,この動作を何度か繰り返した後で,2束に配り分け,片一方の束を裏返しにして2束重ね合わせると,5枚のカードが表向き,5枚のカードが裏向きになっている.ランダム化がなされるように見えるがそうではなかった.
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ケンブリッジの卵

ケンブリッジの卵,下村裕,慶応義塾大学出版会,P.84 より抜粋:

英国では毎年三月に全国科学週間が設けられている.子供から大人まで皆が科学に親しむために,ケンブリッジでも様々な行事が行われる.子供の通う小学校からも科学実験の宿題が出たのだが,台所にある材料でできるとても面白い実験であったので紹介しよう.
料理で使うコーンスターチは英国ではコーンフローと呼ばれるが,まずこれを用意する.次にコーンスターチをボールに入れ,ひたひたになるくらいの水を加える.これだけで実験準備完了である.さて,水と混ざったコーンスターチの溶液に人差し指をゆっくり差し込んでいただきたい.この場合は,指は沈んで行き溶液は液体であるように感じる.これは予想通りである.
次に,人差し指を素早く突き刺してみよう.この場合,指はほとんど溶液の中に入らない.溶液が固体になったような触覚なのだ.つまり,同じものでも状態の変化のさせかたによって,液体のようになったり,固体のようになったりするのである.簡単にできる手品のようだ.......
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無限の脅威

無限の脅威
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/infinity.html
発散する数列は悪魔の発明であり,これに基礎を置くいかなるデモストレーションも残念なことになる.この不吉な言葉は,ニールス・アーベルに端を発する.無限級数を用いると,どんな結論でも導くことができる.多くの誤謬とパラドックスを生み出してきた.
Numberphileビデオでは,S=1+2+3+4+・・・・・=-1/12 というとんでもない結論が導かれる.

16世紀半ば,偉大なレオナルドオイラーは,S= -1/12 を導いたが,
数学者が悪魔の細部を解決するのに続く一世紀を要した.

オイラ=リーマンのζ 関数は無限級数として定義され,実部が1より大きい複素平面で収束するが,実部が1あるいは1より小さい複素平面では発散する.解析接続という手段を介して,極1を除く全複素平面に,ζ 関数の定義を拡張できる.
このように無限級数を,物理学者は弦理論や量子計算で利用しており,まんざら荒唐無稽でもないらしい.
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SGK通信(2014-19)結び目理論

トーラスを割って作ります.ドーナツも切り裂きます.by George Hart
最初のビデオは問で,次のビデオが答えです.
用いる数学は,トポロジー分野の結び目理論.
3次元空間に埋め込まれた円でシンプルな性質にもかかわらず難しい.
優れた入門書には,マーティンガードナーの著書がある.
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/torusknot.html
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SGK通信(2014-18)魔術師Max Mavenの宝箱

魔術師Max Mavenの宝箱 
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/treasure.html
魔術師 Max Maven が考案し演じています.

あなたがどのような2ケタの数字(例えば 10a+b)を考えていても,
a+bをあなたのキーナンバーとして,キーナンバーを減じると,
10a+b-(a+b)=9a となり,必ず9の倍数になります.
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SGK通信(2014-15)hexaflexagon

http://www.youtube.com/watch?v=AmN0YyaTD60#t=192
今日は,hexaflexagonの紹介です.テープを折り返して作った六角形ですが,3回対称に折り返すたびに,新しい面が現れます.
hexafleagonは,アーサー·H·ストーンによって1939年に発明された.その数学は,レ・プークの裏返しflexagon(ケンブリッジ大出版,2003)
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SGK通信(2014-14)黄金比の神話とミステリィ

黄金比の神話とミステリィ
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/fibospiral.html
Keith Devlin

黄金比ほど魔法とミステリィに満ちた性質が,我々を引き付ける数はない.
その比は本当に黄金比なのか.その神話を選別する.また,自然界によく出現するフィボナッチ数列について検証する.
フィボナッチ協会(1963設立)というのがあることを知った.今年の第16回国際会議はニューヨークで開催される.
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SGK通信(2014-13)数学で心を読む

数学で心を読む
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/mind-reading.html
Richard Wiseman
James Grime
チェッカー板を1つづつ進むのだが行き先が決まってしまっている.
基礎となる数学
ここで用いた原理はパリティ(偶奇性)拘束.これは,グラフ理論や組み合わせ論に属する数学で,多くの数学の分野’(例えば,代数的トポロジー)などにも係るものです.
オイラーのケーニヒスベルク橋問題の解は,18世紀のパリティ論の顕著な例,騎士のツアーの問題は,グラフにハミルトン閉路を見つける問題でした.
握手の補題やSpernerの補題のような基本的な組み合わせ論の結果も,パリティ拘束に基づいています.

パリティ拘束が働いている複雑な問題例に、ランプの点灯問題(All Ones Problem)があります.管理人は,朝,博物館中を歩いて,すべての部屋の電燈をオンにする.すべての部屋に電燈ボタンが1つあり、ボタンを押すと,その部屋だけではなく,隣接するすべての部屋の電燈もオン/オフされてしまう.管理人は,博物館内のすべての部屋を点灯することができますか?
驚くべきことに,その答えは博物館のレイアウト(フロアプラン)に依存しない.博物館がいくつの部屋を有するかやレイアウトに依存しない.
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SGK通信(2014-11)数学的カードマジック

数学的カードマジック
小さなごまかし

Colm Mulcahy,MAAコラムニスト,Spelman College professor
Christopher Morgan,コンピュータ・サイエンテスト,マジシャン,パズル収集家

http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/fibs.html
様々にシャッフルしているようだが,結局はフィボナッチ数列をなすA,2,3,5,8,Kの6枚のカードを選んで使うのがミソだ.
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SGK通信(2014-09)不思議な魔方陣

不思議な魔方陣
http://www.mathaware.org/mam/2014/calendar/magicsquares.html
Ethan Brown
Mathemagician,
Massachusetts,AndoverのPhillipsAcademyAndoverの高校生.

公衆の前で,数字を呈させ,魔方陣を直ちに作ります(第1のビデオ).こんな魔方陣です.
square第2のビデオで,縦および横の総和の任意の数を提示させて,魔方陣を作る方法の秘密がわかります.
第3のビデオは,ラテン方陣から,もっと複雑な魔方陣を作る方法を説明します.

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◆黒板を見ていると大体わかりますが,もっと色々説明しているようです.
英語の聞き取れる方はぜひ説明協力をお願いします.
翻訳要点をSGK通信に掲載してください.SGK通信は,日本数学協会WEB,数学月間の会にあります.
◆数学月間のHPを作りました.sgk2005.sakura.ne.jp です.
こちらにもログインしてご参加ください.
◆今年の数学月間懇話会は7月22日に実施します.
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SGK通信(2014-08)公開シンポジウム報告

「数理モデリング(数学と諸科学・産業)との連携の観点から)」
3月26日(13:00-15:30)日本学術会議にて,以下の5つのプレゼンテーションがあった.
楠岡成雄(東大),高田章(旭ガラス),山本昌宏(東大),長松昭男(キャテック),三村昌泰(明大).[このあと引き続きパネルディスカッションが行われたが報告は略]

**** これらをまとめて,その要点を以下に報告する(谷) ****

諸科学分野の研究者(モデリング発案)と数理解析の連携が望まれる.
連携で生れるのは,「現象数理科学」と呼べるような分野である.

工業(産業界)では,現場で使えるシミュレータを望んでいる.
これは,オーダー評価ができることが重要で,真実追求とも違う筋書のようである.
このためのモデリングは,経験則と第一原理(=物理や数学理論)でもなく,この両極端の中間にある.
少しでも現実に合った単純化されたモデリングは,その分野の研究者と数理解析者との連携でできる.
◆示された実例

・ガラスの結晶化のシミュレーションに結晶化を加速するために,変換されたポテンシャル地形を用いた.
・高炉の熱伝達のシミュレーション.数十か所のモニター・センサーのデータから,異常な温度変動の事前予知ができる.
・粉じん拡散のシミュレーション.セシウム137の拡散シミュレーション.実データを説明できる.
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SGK通信(2014-07)テーマエッセイ

MAM2014

数学は,数学を使うものにミステリ?感を十分与えてきた.なぜそうなるのか?それは文字通り魔法ともいえるだろう.手品や目くらましで伝統的な魔法と幻影は織りなされるが,誰でも数学の助けを借りて,神秘的なカードトリックを演じたり,オーダーメイドの魔方陣を楽しむことができる.だが,ジャグリングや電光石火の暗算のような,複雑で神秘的な活動も,数学の中に強く残っている.
2014年のMAMでは,30個のmagical,mysterious,mathematics現象を提示する.
こらは,幼い子供から専門の数学者まで,誰もが容易にわかり楽しむことができる.
4月中の毎日,新しい項目がwww.mathaware.orgに掲載される.入門ビデオは,その日のトッピックの強力なデモンストレーションになる.更に深い理解を望むものや教室での利用のためには,補足教材により,現象の底流にある数学が顕かにされ探検できる.
「mathematics,magic,mystery」の関連は,多作の著者マーティン?ガードナー( 1914-2010年)の1956年からのセミナー本の際立った歴史がある.
ガードナーは四半世紀以上にわたってアマチュアとプロの数学者の両方を喜ばす「数学ゲーム」と呼ばれるScientific Americanの非常に影響力のあるコラムを持っていた.
「数学がこれまでに持った最良の友人」とも称されるガードナーの生誕百年を祝うことは,魔法やミステリーに「ああ!」と感動する人々を先導する新世代に働きかけるMAMの活動と一致する.
http://www.mathaware.org/mam/2014/essay/
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SGK通信(2014-06)公開シンポジウム情報

3月には数学連携のいくつかの公開シンポジウムがあります.
以下の情報は, 出口隆之さんからです.

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◆情報環境と人
~「突き抜ける」さきがけ研究の成果から ~ 

http://www.human.jst.go.jp/index.html
日時:3月1日(土)14:00~17:15
    場所:7階 みらい館HALL(デモ展示は、1Fのインタラククティブ発表と連携)
    主催:独立行政法人 科学技術振興機構振興機構(JST)
    問い合わせ:さきがけ「情報環境と人」研究領域 領域事務所
    e-mail:  sympo@human.jst.go.jp TEL:075-315-5261
    事前登録制となっておりますが当日参加も受け付けます。
    こちらの詳細ページhttp://www.human.jst.go.jp/index.html から登録をお願いします。

◆数学連携ワークショップ
---生命科学、材料科学における数理---

 日時3月16日(日)9:30-12:00
 会場学習院大学北1号館201教室
 主催文部科学省、統計数理研究所
 共催日本数学会
 
プログラム
 9:30--12:00 背景説明(文部科学省)
9:40--10:10 発表1「転写機構解明のための数理モデルとシミュレーション」
(大田佳宏 東京大学大学院 数理科学研究科 数理科学連携基盤センター/生命動態システム科学推進拠点/特任准教授)
10:10--10:20 質疑応答
10:20--10:50 発表2「Mixing time of molecules inside of nanoporous gold」
(Daniel M. Packwood 東北大学 原子分子材料科学高等研究 機構 助教)
10:50--11:00 質疑応答
11:00--11:30 発表3「生物と数学とロボットと」
(小林亮 広島大学大学院理学研究科 数理分子生命理学専攻/生命動態システム科学推進拠点/教授)
10:30--10:40 質疑応答
11:40--12:00 総合討論
参加費無料 事前予約不要
http://mathsoc.jp/meeting/gakushuin14mar/renkeiWS.html

◆日本学術会議公開シンポジウム
「数理モデリング(数学と諸科学・産業との連携の観点から)」が開催されます。

会場は日本学術会議講堂で、13時開催です。事前申し込み等は不要ですので、参加を希望される方は直接会場へお越し下さい。
 
公開シンポジウム
「数理モデリング(数学と諸科学・産業との連携の観点から)」
 日時:2014年3月26日(水)13:00?17:30
 会場:日本学術会議講堂
主催:日本学術会議
共催:日本応用数理学会、日本統計学会、日本数学会 
 参加費無料 事前申し込み不要
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/184-s-3-1.pdf
ーーー以上
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SGK通信(2014-05)サイエンスカフェ情報

「サイエンスカフェみたか」の以下の情報を岡崎昌史さんから頂きました:
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日本の伝統的な文化である折り紙は数学でも研究されています。太陽電池パネルを小さく畳み、宇宙で広げる際に折り紙の手法が使われている他、産業界やファッションでも採用されています。折り紙が意外なところで使われていることや「折り畳みの数学」について、石田さんからわかりやすく話していただきます。また、いろいろな試作品を持って来られますのでご覧ください。最後に、折り紙で簡単なフラワーポットを作ってみましょう。コーヒーなどソフトドリンクとクッキーを食べながら気楽に話をお聞きいただき、自由に質問をしてください。ご参加をお待ちしています。
 折り紙の手法を使った試作品は石田さんの下記のサイトで見ることができます。
  http://sachi7.webnode.jp/
 ◆期日:3月6日(木)午後6時半~8時半
 ◆場所:三鷹ネットワーク大学 三鷹駅南口徒歩2分 三鷹駅前協同ビル3階        0422-40-0313
 ◆ゲスト:石田祥子(いしだ・さちこ)さん
明治大学先端数理科学インスティテュート研究員。2004年京都大学大学院航空宇宙工学専攻修士課程修了。数値流体力学と流体の安定性を学ぶ。民間企業で振動と騒音を研究。東京工業大学大学院機械物理工学専攻研究員を経て、12年4月より現職。折り紙の数理に基づいた構造設計と折り紙構造物の振動音響解析を研究。
 ◆定員:25人(先着順) ネットワーク大学事務局(0422-40-0313、
  E-mail:info@mitaka-univ.jpへお申込みください
 ◆参加費:800円(茶菓子代を含みます)
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SGK通信(2014-03)RIMS研究集会の様子


◆教育数学の一側面-“高等教育における数学の規格とは”

RIMS研究集会,研究代表者:岡本和夫(2014.2.12~2.14,京都大学RIMSにて)が開催されました.
最終日は雪でしたが,3日間熱心な議論が行われました.
プログラム→program
主に学習の質保証・参照基準の観点から,教育数学への意見交換がなされました.
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◆以下は,数学月間の会(SGK)から見た感想です:

工学部においても数学科で教える内容の数学で間に合わせるのではなく,それぞれの専門に必要なレベルにあった教育数学が望ましい.非数学系に対しての数学も同様に必要である.
数学月間の視点からは,工学や社会の課題に直面して既成の数学を学習せよという姿勢ではなく,数学者の方が入り込み,ニーズに合った数学を示し解いて見せることが,数学の信頼獲得に非常に重要であると考える.今回の教育数学の提案の中にもそのような方向性がうかがえる議論が多かった.
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SGK通信(2014-02)教育数学の研究集会

教育数学の研究集会があります.
公開ですので興味ある方,一緒に考えることをお勧めします.
今日,学生にどのような内容の数学が必要であるのか?
他教科との連携や数学の体系としての完備の考慮が必要でしょう.
「数学と社会の架け橋」数学月間の立場からも参加します.
-----記-----
RIMS研究集会
教育数学の一側面
―高等教育における数学の規格とは-
京都大学数理解析研究所の共同研究事業の一つとして下記のように研 究集会を催しますのでご案内申し上げます.
岡本和夫(大学評価・学位授与機構), 蟹江幸博
日時:2014年2月12曰(水)9:30〜2月14曰(金)17:00
会場:京都大学数理解析研究所420号室
プログラムprogram_RIMS.pdf
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SGK通信(2014-01)今年のMAMと数学月間懇話会予定

◆ 2014年の米国MAMのテーマは,
“Mathematics, Magic and Mystery”
に決まりました.おもしろそうですね.
この3Mは切っても切れない縁がありますね.
http://mathplace.org/news/mathematics-awareness-month-april-2014

◆数学と社会の架け橋=数学月間は7/22~8/22です.
この期間に数学に関心を持つイベントが活発になることを願っています.
2014年の「数学月間懇話会(第10回)」は,
例年通り7月22日午後に,東大(駒場)で実施予定です.

本年もよろしくお願いいたします.
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SGK通信(2013-13)「数学月間」の栞

「数学月間」の栞,      SGK  片瀬  豊

(数学月間の主旨・実績は日本数学協会のホ-ムペ-ジで「数学月間の会」をご覧下さい。日本の数学月間は7/228/2222/7が円周率πに、22/8が自然対数のeに近いところで決まりました)


日本の数学月間は2014H26で10回目を迎えます。更なる継続・蓄積・発展を願いたいものです。数学月間の基本的な筋道は「数学と社会の架け橋」で両者の交流を密にして相互の発展を期待したいところです。学習意欲減退が懸念された数学教育の現場で、挽回の出前授業のアンケートに興味・関心のキーワードが「日常生活に役立つ数学」であった点に嘱目したい。数学月間(7/228/22)のイヴェントをどしどし発案して参画頂きたい。そのTPOを数学月間の会/SGK:谷 克彦 sgktani@gmail.comにご連絡下さい。

個々の大学、研究所、グループ等で登場して来たイヴェントの品質機能を層別して見易くした。新しく発案する、或いは評価する目安としてご覧頂きたい。 

 

Ⅰ 心意気   A 数学は万学に通じる

             B 社会は数学を待っている

          C  数学教育の再生強化

          D 数学と社会の相互交流

 

Ⅱ 姿。形  α 数学手法を諸科学が活用する(横幹連合)

         β 数学と企業の連携したい問題を提言する(九大/文科省)

         γ 数学を社会各方面に教える(日本数学協会)

         δ 数学者が社会の問題に立ち向かって見せる(米国MAM

 

Ⅲ 対象者  1 小中学生・先生 - - - 鳥取大、リスーピア

         2 高校生・先生 - - - - 阪大、数学学習の栞

         3 大学生・先生 - - - - 上智大、米国MAM

                   4 社会人・企業人 - - - 東大駒場、お茶大、米国MAM

 

Ⅳ 着眼点 

a 数学の学習意欲、基礎的数学力を向上させる数学教育方式を編み出して欲しい。

  日常生活に役立つネット教材の普及が望まれる。

b 数学のエリ-トを育成する。地域永続型の数学サ-クルを支援して充実させる事

  が数学の発展に繋がり易い。

c 数学の先端にあると同時に応用的にも広く関心を持たれそうなトッピクを選んで

  啓蒙活動をする。数学志望者の増大が期待される。

d 数学の社会的需要を開発する。数学を活用するテ-マを発掘して研究者の注目を

  集め、その所在を明示して社会の発展に結び付けて行く。

 

 米国では社会の各階層にモニターが居て、毎年の行事を批評する意見が多く集まって次の改善に資する様になっている。日本でも評価やご意見をお寄せ頂きたい。

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SGK通信(2013-12)10月23日は化学の日

日本化学会,化学工学会,新化学技術推進協会,日本化学工業協会は10月23日を「化学の日」,10月23日を含む週(月曜日~日曜日)を「化学週間」と制定いたしました.
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なぜ,10月23日か? これはアボガドロ数からですね.
「7月22日の数学月間」の普及も進めましょう(22/7はπです).
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SGK通信(2013-11)年次大会より

ヨッヘン・ブリューニング教授(フンボルト大学)の講演があった(上野会長の同時通訳つき)質点による近似が意味を持つ限り,非常に大きい距離(宇宙)でも非常に小さい距離(原子)でも同じ方程式が支配していることに言及.
■ニュートン(1642-1727)の定式化した世界観の基礎となった巨人の肩-アリストテレス,ユークリッドの世界観から講演が始まった.アリストテレス(Bc384-322)は変化する運動の概念,平均速度,平均加速度,...などの概念や,地・火・水・空気の4元素を考えた.月より遠くの宇宙はエーテルで満たされており,完全な物理法則に支配されるとした.アリストテレスはLife is motionであり,physicsとは生きている世界のすべてを意味した.アリストテレスの世界観がニュートンの世界観--運動によって絶えず変化している厳密な法則に従う世界で,その方程式は一意的に解くことができる--の基礎になった.ケプラー(1571-1630)--円錐曲線の研究.地球の形(長軸/短軸=1000/999),楕円軌道であることや面積速度一定などの法則--の業績や,バーローから学んだユークリッド幾何学を基礎に,質点系の重心の運動理論を完成した.
■ニュートンの後続は,オイラー,ヤコビ,ヘルムホルツ,ポアンカレ,アインシュタインに至る.ヘルムホルツは,因果律の自然哲学.彼のポスドクにマイケルソン,シュテファンがおり相対論へと続く.ポアンカレは運動の方程式の解はあるが,初等関数で解けないものがほとんどであることを示した.時空の幾何学変化とエネルギーの変化は同じであることが相対論になる.
■銀河系の中心は地球から25,000光年のいて座A*にあり,太陽の4.6×10^6倍の質量のあるブラックホールがある.近傍のガス雲が2年以内にブラックホールに引き込まれるのが観測できるらしい.
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SGK通信(2013-09)数学月間懇話会の報告

7月22日に行われた「数学月間懇話会(第9回)」の講演資料です.

1.「考える楽しみわかる喜び」水谷一
  ⇒ Mizutani_lecture.pdf  Mizutani_ex1&2.pdf
2.「最小二乗問題の新解法と逆問題への応用」速水謙
  ⇒ Hayami-A.pdf  Hayami-B.pdf
3.「数学祭り」谷克彦
  ⇒ festivalV4_tani.pdf
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SGK通信(2013-08)小林昭七教授追悼

小林昭七教授と数学月間    SGK 片瀬 豊

 

米国バ-クレイ校の小林昭七・数学名誉教授が昨20128月に昇天されました。心からのご冥福をお祈り致します。 

-「君は逝く世界に虹を渡しつつ」-SGK通信(2013-02)で既報

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小林教授の数学月間に関する随筆集が岩波書店730日予定で

発行されます。 「顔をなくした数学者;小林昭七」1680

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SGK通信(2013-07)数学月間懇話会写真

第9回数学月間懇話会は,米沢興譲館高校の1年生32人の団体参加を得て,70人教室(東大駒場,数理科学研究棟002号室)が一杯になる盛況でした.ご参加の皆様有難うございました.内容概要は,近々後続のSGK通信に掲載します.現在,駒場博物館で開催中の特別展”計算折り紙”も興味深いものです.数学月間懇話会の開始前の時間に,高校生の皆様も見学しました.
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SGK通信(2013-06)数学月間懇話会の内容予告

数学月間懇話会(第9回)が近づきました.
1)水谷一氏の講演で扱う内容を一部お知らせしましよう.




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以上の出題は水谷一氏です.
[問題1]初等幾何----座標,方程式
[問題2]算数,1次方程式----線型代数
[問題3]組合せ問題----有限体の理論
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SGK通信(2013-05)数学月間懇話会(第9回)

数学月間懇話会(第9回)
日時●7月22日,14:00-17:00
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1.考える楽しみわかる喜び,水谷一(日本数学協会)

幾つかの問題に挑戦し,問題の奥にある数学的構造を見つけ喜びを味わおう.
2.最小二乗問題の新解法と逆問題への応用, 速水謙(国立情報学研究所)
画像の再構成や薬物動態など様々な分野で使われている最小二乗法について知ろう.
3.数学月間について
日本および世界の”数学まつり”の話題など
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会場●東京大学(駒場)数理科学研究科棟
最寄り駅●京王井の頭線「駒場東大前」
参加費●無料
問合せ先●日本数学協会,数学月間の会(SGK)
sgktani@gmail.com,谷克彦(SGK世話人)
 ご参加お待ちしています.
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SGK通信(2013-04)数学果し合い

フランス「ル モンド(世界の意)」に「数学果し合い」と題した動画連載が始まったという情報を得ました.1週間以内に解答を plusproduit@lemonde.fr に送ると,正解者のうちから抽選で...をもらえます.
◆フランス語がわからなくても,映像だけで推測出来るのは,第二回の問題:
立方体を平面で切り取り,切り口が正五角形になるのは?
http://www.lemonde.fr/sciences/video/2013/04/05/les-defis-mathematiques-du-monde-episode-2-le-cube-tranche_3154892_1650684.html
◆今週の第三回は,Jean-Hervé Cohen(高等専門学校予備門の数学教授)の出題で,3行3列ラテン方陣の隣接和に関連する問題です.
(まだ解答が発表されていないのは,2,3回です)
◆第1回の問題は,右から読んでも左から読んでも同じ数(例えば、12321)になる並びに関する問題です.(第1,2回の出題者は、2010年 Fields Medal を受賞した Cedric Villani 氏です)
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SGK通信(2013-03)小林昭七先生記念シンポジウム

小林昭七先生記念シンポジウムと偲ぶ会のご案内

前略

早春の候、皆様におられては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

小林昭七先生は昨年829日にお亡くなりになりましたが、先生の数学界での多大なご貢献を記念して、小林昭七先生記念シンポジウムの開催を計画しております。ぜひ皆様にご参加いただければと思っております。 

 また、このシンポジウムの最終日に、小林昭七先生を偲ぶ会を開きたく、ご案内を差し上げました。ぜひ皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 

小林昭七先生記念シンポジウム組織委員会

委員長 落合 卓四郎

 

早々

「小林昭七先生記念シンポジウム」

日時  2013年5月22日(水)‐5月25日(土)

場所  東京大学大学院数理科学研究科大会議室

詳しくは、URL: http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~enoki/symp/Kobayashi2013/ をご覧ください。

参加料 500円 

 

「小林昭七先生を偲ぶ会」

日時   2013年5月25日(土) 18:00-20:00

場所   東京大学大学院数理科学研究科コモンルーム (井の頭線「駒場東大前」下車)

会費   10,000円

      (会費の一部をカリフォルニア大学バークレー校小林基金に寄付を予定しています)

なお、大変お手数ですが、ご参加いただける方には、以下のメールアドレス(東京理科大学 田中真紀子宛)

         tanaka_makiko@ma.noda.tus.ac.jp

宛に、5月15日(水)までにお申し込みください。

 

問い合わせ先

2788510 千葉県野田市山崎2641

東京理科大学理工学部数学科

田中 真紀子 

電話: 04-7122-9322 Email: tanaka_makiko@ma.noda.tus.ac.jp

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SGK通信(2013-02)小林昭七教授と数学月間

 米国バ-クレイ校の小林昭七・数学名誉教授が昨2012年8月に昇天されました。心からのご冥福をお祈り致します。 「君は逝く 世界に虹を 渡しつつ」
                   
 2003年、米国に数学月間(Mathematics Awareness Month /MAM)というのがあると小林教授から紹介されました。山崎圭次郎教授らとウェブサイトを調べたところ1986年に所謂レーガン宣言で始められ、社会の諸問題・各分野に対する数学の効用を強く意識して全国的に研究する様強力に進められて来ました。学生の数学力低下が強く意識されており、日本においても「ゆとり教育」が問題になっていました。そこで22/7がπ に近く22/8がeに近いところから  7月22日~8月22日を数学月間とする様日本数学協会に提言し2005年に採択されるところとなりました。

 小林教授は世界各地を廻って特別講義やシンポジュウムをされており年に1回日本にも見えられたので数学月間に関する情報交換を続けて来た次第です。 

米国MAMの目標は「数学の社会的理解と評価」を掲げており、日本では「数学と社会の懸け橋」を掲げて推進する事になって来ました。それぞれの大学が核になって数学月間行事を展開する様になっています。小林教授の遺志を継いで7/22~8/22数学月間行事を継続、拡大して日本の社会と数学界が益々発展する事を期待する次第です。
                                       SGK 片瀬 豊
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◆お知らせ
[小林昭七先生記念シンポジウム]が,5月22~25日,東大駒場で開催されます.最終日5月25日夕に偲ぶ会があります.
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SGK通信(2013-01)数学月間2012のまとめ

■今年の“数学月間懇話会(第9回)”は,例年通り“月間”初日7月22日に実施いたします.詳細はSGK通信に掲載いたしますので,ぜひご参加ください.
(ちなみに,今年の米国MAMの統一テーマは,“持続可能性の数学”です)
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■「2012年数学月間のまとめ」を,“数学月間だより”として「数学文化」の次号に掲載します.詳細はそちらをご覧ください: 以下はその概要
2011年の数学月間懇話会のテーマの一つは,”サイバー世界のモデリング”北川源四郎氏(統計数理研)であった.ちなみに,2012年(4月)の米国MAM(Math Awareness Month)でも,”数学,統計,そしてデータの洪水”がテーマであった.我々の周囲には,天文,生物,気象,環境放射線などを観測するセンサー・ネットワークがある.コンビニのPOSシステムや金融相場,Google検索,Facebook,Twitterなども,莫大な量のデータを時々刻々集積する.これらのデータから,必要な情報をきめ細かく解析することが望まれる時代である.
私たちの世界は不確で危うい.確実なものは何もない.今,正しいと信じられている科学法則でさえ,例外が観測されれば崩れてしまう.山のような観測データから引き出した法則も,真実かどうかは永遠にわからない.それは,観測データを説明できるモデリングでしかない[そこに道具として使われる数学は真実であるのだが].
我々はYES/NOのデジタル思考に毒されているので,そのような答えを要求する.しかし,YES/NOの答え(2値化)は非科学的な種々の思惑が働き胡散臭い.我々は確率に馴染む必要がある.このような時代に鑑み,SGKは2012年の数学月間懇話会のテーマの一つに”ジャンケン”を取り上げた.奇しくも,2012年の「上智大学数理科学講演会」(7/29)は,”数学と金融-統計的データ解析の視点から-”であり,「お茶の水女子大学・夏期数学講習会」(7/29-30)は,”20世紀に花開いた確率論”であった.
2012年の“数学月間懇話会”の講演は以下のものがあった:
(1)石黒真木夫氏(統計数理研・名誉教授),ジャンケン.
(2)細矢治夫氏(お茶の水女子大名誉教授),化学数学.
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SGK通信(2012-15)和算小説2つ

1.「算法少女」でおなじみの遠藤寛子氏の旧著「きりしたん算用記」が,PHP文芸文庫から再版されました.たいへんすがすがしく心打つ作品です.寛永時代に出版された和算所書「塵劫記」へ繋がる時代背景の小説です.

2.映画「天地明察」(冲方丁 作)を見ました. 暦の改定をした渋川春海(安井算哲)の話. 日食や月食の予想をはずす当時の暦「宣明暦」を廃し,元で作った「受持暦」(当時,最も正確な暦であると観測で確認した)を改良した「大和暦」を作った.貞亨元年(1685)のことです.各地の緯度測定,和算と算額,関孝和,本因坊など多彩な時代環境が楽しめます. 関孝和のセリフが,数学と物理(観測)の性格の違いを思わせ面白い.改暦を実現しようとする水戸光圀,権益を守ろうと抵抗する公家たち-いつの時代も同じだ.
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SGK通信(2012-14)じゃんけん道場

今年の「数学月間懇話会」で「じゃんけん」をお話しいただいた,石黒真木夫さんから,以下の情報を得ました:スマートフォンアプリ「じゃんけん道場 - 君は統計思考に勝てるか」.これを試してみると面白いです.
(私はまだスマートフォン持っていないので,残念.Web版が使えます)
 
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