SGK通信2007-13(2つの数学月間懇談会の報告)

(1)数学月間懇談会(第3回)
2007.07.30,17:00-19:00(東大駒場,ルベソンヴェールにて)

出席者(14名):岡本和夫,遠藤寛子,尾木純,金井寛,久保盛唯,谷口健英,根上生也,桜井進,野崎昭弘,林秀樹,真島秀行,本村修一,片瀬豊,谷克彦

話題提供:「粒子のシミュレーションは,原子・分子が作る物質の世界から,黄昏空の鳥の群れの行動,銀河系の姿予測まで→→これらの仕組みを理解するのに役立つ」
短時間ではあったが,旭硝子中研,谷口健英氏にガラスの世界を紹介いただいた.

懇談:社会産業を支える数学を見えるように.学校教育カリキュラム.横断型基幹科学技術研究団体連合などを自由に懇談した.
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(2)数学月間(国会議員との懇談会)
8月5日,14:00-16:20(第2議員会館第3会議室にて)

出席者:小野晋也,広中和歌子,宮下一郎,西博義,石井啓一:(各議員)
浜中順一(日科技連,理事長),池澤辰夫(早大),松原望,岡部恒治,真島秀行,芳沢光雄,根上生也,片瀬豊,谷克彦

数学月間について:数学を社会に見えるようにする(政治家にも見えるようにする).数学研究者の広範な領域への進出.など.
地方財政再建について:池澤辰夫氏より,TQMを踏まえた事例の講演がなされた.
小野晋也議員より,数学に基づいて,政策判断の手法となる「客観的な論理式が追及できないか」との課題がだされた.